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2020・04・25(土)

伝えたいことを伝えるためには余白と世界観「世界観編」



こんばんは!

お待たせしました!

みなさん元気にしていますか?

絵本発売まで、あと4日です。



さて、前回の記事の続きでございますが、本日は世界観編でお送りします。

前回の記事では伝えたいことを伝えるためには"何度も作品に触れてもらうこと"と結論付けました。

そしてそういった作品になるためには、余白(受け手側が作品に入る隙間)が必要であるという話をしました。

今回は世界観が必要という切り口で話を続けます。



世界観といってもなにを世界観というのか、

作品を成り立たせるその”雰囲気”ないしは”空気感”が世界観といえると思います。

すごく抽象的ですね…

明確に説明するのが難しい気もしますが、

みなさんに親しみの深いところで、ジブリ作品を例に話を進めてみたいと思います!



【作り手が生み出す世界観】

ジブリといえばやはり宮崎駿です。

数多の名作を生み出した宮崎駿は本当にすごいですよね。

「千と千尋の神隠し」「となりのトトロ」「ハウルの動く城」「紅の豚」「魔女の宅急便」…それぞれ違う作品ではありますが、宮崎駿が作った作品だと、僕らは見て分かります。

不思議とどれも違う作品なのに、どの世界も繋がっているような気持ちになります。

一方で「千と千尋の神隠し」と「かぐや姫」では同じジブリ作品ではありますが、明確に作り手(この場合は監督)が違うことがわかります。(かぐや姫は高畑勲)

「千と千尋の神隠し」と「かぐや姫」は世界が繋がっている気がしません。



なにをみてそう感じているのかと言えば、その正体こそ、世界観だと思います。

言い換えると作り手の”らしさ”でしょうか。

宮崎駿の作品らしさを、作品の中から感じています。



そしてこの世界観はファンを作ります。

宮崎駿の作品が好きな人は、「千と千尋の神隠し」も「ハウルの動く城」も大好きなはずです。

これは作品単体のファンでもあると同時に、宮崎駿の作る作品のファンなのです。

新作を心待ちにします。

これは【世界観のファン】になっていると言えます。 世界観で魅了し、作り手のファンになってもらうことができれば、新作はもちろんのこと他の作品を見たいと思ってもらうことができます。

宮崎駿の「魔女の宅急便」をみた後に、あ「ハウルも見たい」とハウルの動く城を見てしまうあれです。

これはアニメーションに限った話ではなく、音楽もそして絵本も同じだと思います。

絵本でいうと、「ぐりとぐら」や「バムとケロ」なんかがいい例で、あの絵本たちはシリーズ化され今尚絶大な指示をえています。「ぐりとぐら」や「バムとケロ」の新作を見たいとファンが望んだ結果がシリーズ化(新作を作れるシステム)となり、今なおメッセージを伝え続けています。



つまり世界観のある作品、受け手側が魅了されるような世界観を作り上げることができれば、作り手はファンを獲得し、新しい作品を見てもらうチャンスが増え、同時に今まで生み出した作品を見てもらうチャンスも増えます。

結果として伝えたいメッセージを伝えることができます。

ただ、世界観というのはそう簡単に作れるようなものではないことも確かです。

作品を通して伝えていきたいことの明確なコンセプトも作品を作り上げるための努力もそして生み出し続けることも当たり前に必要です。



今作うつむきあるきのハッピーを読んでくれた人が、またもう一度読みたいと思ってもらえるように、そして新しい作品をみたいと思ってもらえるように、今から丁寧に未来を見据えて作っていきます。



今日も皆さんお疲れ様でした。

また明日がいい日になるようにゆっくり休んでください。



つづく。

©STUDIORYO​

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